信州・善光寺、長野市西部に位置する長野市信州新町は、四方をぐるりと山々で囲まれた山間地域です。
この地は水の便が悪く、傾斜地のため稲作には不向きで、古くから雑穀類、擬似穀類などが盛んに作られてきました。
なかでも大豆はその品質の良さが高く評価され『西山大豆』と名付けられています。
大豆は湿気に弱いので傾斜地で水はけの良い西山地域は大豆栽培に適した地形。
粘土質の土壌、さらに、昼と夜の温度差が大きいため栄養がたっぷりと蓄えられ、味の締まった美味しい大豆へと育ててくれます。
なお、直売所でも西山大豆が出荷され、加工品としては豆腐や納豆となり、地域商品が作られています。