長野市信州新町を含む西山地域は、北信濃の初夏の味『淡竹(はちく)』がたくさん採れるスポットです。
タケノコの中でもえぐみ(アク)が少ないのが特徴で、孟宗竹などの土から掘り起こす収穫方法とは異なり、淡竹の上部を両手で握り、手元へ引き倒すだけで収穫が出来るため、お子様でも※体験でき、時季には直売所でも山のように出荷されます。
なお、西山大豆としても知られる当地域は傾斜地の多い山間部のため、木を切り開いて畑を作る過程で、畑と畑の間に植えられたのが竹。地面にしっかりと根を張り、傾斜地の土壌の流出を防ぐ作用もあるようです。
淡竹(水煮)
地域の有志で立ち上げた組織で作る水煮や、地域のおかあちゃんが作る水煮なども店頭にならびます。
淡竹の収穫体験(西山淡竹会)
長野市信州新町、中条、小川村などの西山地域において、手入れが行き届かない竹林などが増え、地域景観など保護保全を行う組織『西山淡竹会』があります。
シーズン(6月ごろ)になると収穫体験、調理体験などを行えるアクティビティを開催しています。